ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
今回、映像作品から立体物をつくってみるとゆう試みを
してみました。
その様子などは、また後日HPなどにも載せていきたいと
思うのですが、
ひとまず、その映像作品の公開です。
以下、5つの言葉をモチーフにしています。
1. [水が溜まる]
「ひとの皮膚の下には、たっぷりの水があって。 あっちへゆらら、こっちへゆらゆら、動いていて その引っ張られる力で動いているんです。 溜まった感情やエネルギーが、1つ1つ。」
2.[触れられない]
1人でいるより、2人でいるほうがもっと寂しい。 触れているのに、触れられない実感。 触れようとすると逃げてゆく。 目には見えない、隔てる膜。
3.[息苦しい]
自分の身体を覆う膜。夢の中でなかなか速く走ることができないように。行く手を阻む、-重苦しい空気があって、常に息苦しい。
4.[触れるこの質感は本物か]
すぐそこに見えるのに、触っても触っても。 1枚の膜が皮膚と皮膚を隔てている。 この触っている感覚は本物か。
5.[決壊]
いらだち。重苦しい空気を破れば、きっともっと自由になれると思うのだけど一度破ると-、もう元に戻すことは出来ない。壊すあきらめ。見ないあきらめ。
[膜]