2013年11月02日

わたしのアート。

没我性のアート作品というものを目の当たりにする。
「つくる」という意識を、消すアート行為。

わたし、これになりたい。

いまは

とにかく表現主義に走った結果、

いつのまにか「自然に」コンセプトがみつかり、コンセプチャルアートして
他のひととコミュニケーションできるようになる。
それがいまの理想。

でも、なぜだか、私に出来そうな気がしている。
自分の足跡が、無理せずにその方向をたどっている。
コミダンもしかり。

興味の矛先が、一見ばらばらに見えるが、
そういう方向性に貫徹している。

ので、できる気がしている。

そんなことを考えつつ。 1月公演のことを考える。

タイトルは              

ラプラスの悪魔

詳細はまた後日お知らせいたしまする。
posted by 研究員まゆ at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月18日

闇と人。ホメオスタシス。

maishimai.png

『まい、姉妹、殺される。』稽古に入る最初の頃に、
メンバーで、人間にとって「闇」とは何なのか?
ということについて話し合いをしたのですが、

不安、恐怖、一寸先は闇、疑心暗鬼・・・
というネガティブなイメージが出る一方で、

安らぎ、見えないからこそ安心・・・
という、「闇」に対する良いイメージも出たのですよね。

闇だからこそ隠れられる、みたいな。

で今日、ちょっと
いったいそれはなぜなのかなと思いつつ、
犬の散歩がてら、森の闇の中に行ってみたのですよ。


まず感じたのは、やっぱり底知れぬ「恐怖」。
闇はものすごく恐ろしいと感じました。
ほんの少しの物音にも敏感になる。
少しでも明るいところがあると、すごくほっとする。

でも少しずつひたすら真っ暗な中に進んで行くと、
気持ちが落ち着いてきたのですよね。

そこで思ったのが、
人間は「恒常性」に優れた生き物であり、
「恒常性」を求めて生きている生き物であるということ。

人の適応能力って、なんて並じゃないんだろうと思いました。
良くも悪くも。

あれほど恐怖をいだいていた「闇」に安らぎを見いだせるなんて・・・
ホメオスタシス、ハンパない。

もちろん他の生物にもホメオスタシスはあると思うのですが、
人間のそれは、他の生き物よりも並すぐれていると思う。

自然を理解しようという、自然科学の発展も、
わからないものを理解することによって、
自分たちの「恒常性」を保とうとしている、人間の営みなんじゃないだろうか。

posted by 研究員まゆ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

さあ、あなたに「戯曲」を書こう。

みなさま、あいにく雨のGWですが、いかがおすごしですか?
私は娘と、雨の動物園にいきましたー

公演と公演の間は、演劇のことをものすごく考える時間に
費やしてしまいます。

今後のこともそうだけれど、
先の作品のこともそうだけれど、
演劇ってなんだ!
芸術ってなんだ!
ということをぐるぐる考える。

ぐるぐる考え、たいてい答えが出ず(笑)、
そうこうしているうちに
次の稽古が始まるのです。

この頃思うことは、
「戯曲を書く」勉強をしようということ。

今まで役者のみでやってきて、
演出やりたい!やりたい!言ってきたのですが、
ここへきて、役者やるにも演出やるにも
「戯曲を書く」スキルがとても大事だなと、思った訳です。
あくまで私の場合はですが。

札幌で何か演劇のコンテストに応募するのに、

「オリジナル台本であること」

を求められることが多い、
というのも差し迫った理由ではありますが。

また、古典戯曲の構成を変えるのに、リライト作業が必要な場合、
台本を書く/台詞を書くという能力がどうしても必要、
というのもまた差し迫った理由ではありますが。

でももっと全体的な視点で見て、
戯曲が書ける
=戯曲の構造や表現技法を意識できる
=役者をするにも演出をする上でも、作品全体の構造や表現技法に敏感になれるということ

これは大きなメリットであるし、
必須のスキルであるなということ。

そしてもう一つ。
演劇にとって「戯曲」は最大の記録物だということ。

演劇って、
昔の作品はどうあがいても「見られない」わけじゃないですか。
演出がどうだったか、役者がどうだったか、
伝え聞くことしかできない。

でも一方、
戯曲はそれ以上の情報をとても抱えている。

「戯曲」は昔の作品を今の世に残す
最大の功績をしているのじゃないかなーと。

それを考えた時、戯曲についての理解を深めることは、
演劇の歴史をより良く知ることに他ならないなー、と思ったわけです。

そんなわけで、

ちょっと

がんばります。
posted by 研究員まゆ at 19:00| Comment(0) | 思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

生涯演劇を続けていくにはどうすればよいか?

HPを久々に更新しました。

久々に更新した内容が、これかい、という感じですが(笑)、
今考えているのはこれです。

生涯演劇を続けていくにはどうすればよいか?

もちろん、続けていくこと、それ自体は不可能ではないです。当たり前。
でも、楽しい趣味レベル、ではなく(もちろんそれはそれで価値のあることなのですが)、
ある程度の高いクオリティを維持しつつ、なおかつ人並みの生活を送るには
どうしたら良いのか?

という問題です。


何だか、いまさら? と思うような問題ですよねぇ。

こんなこと、第一線で活躍されている方々にとっては、
もう、ン十年考えて考えて…考え抜いた問題かもしれません。

何だってこんなこと、私が今更言い出したのか?
それは、このブログおよびHPの滞り(笑)が、まさにそのわけを物語っています。

つまり、

「子どもが生まれたら、演劇活動が全くできなくなった」のです。

愛娘が生まれたのが昨年9月ですから、もう一年以上のブランクです。

新しい作品づくりどころか、WSにも行けない、観劇すら全くできず。
この一年やってきたことは、ほぼゼロです。


子どもがいるって、こんなにも自分のやりたいこと自由にできないことなんだ…
と痛感しました。

また、子どもがいる、家族がいるって、
守らなきゃいけないものがある、ってことだなあと思います。

明日の生活のことを考えると、自分がやりたい演劇より、
もっともっとやらなきゃいけないことって、多い。


そんな中、生涯演劇を続けていくにはどうすればよいか?
という先輩方がさんざん考えてきた問いに、私もついにここで到達したのです。

先輩方、宜しくお願いします(笑)。


私が考えた方法は二つ。


一つ。
演劇でビジネスし、その収入で食べていく。


二つ。
演劇と両立できる仕事に就く。


一のビジネスは、行政やメセナなどからの助成・寄付も含みます。
広い目で見れば、助成・寄付獲得も営業です。


この二つの方法について、どんな可能性があるか、いろいろ考えているのが今の段階です。
まー、何とも心もとない(笑)…



もちろん何をしようにも、私一人ではできないので、
まずは仲間探しをしようと思います。



毎度のことですが、興味をもたれた方はご一報ください。

posted by 研究員まゆ at 18:26| Comment(0) | 思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

女性。


女性.jpg
http://enter.linkstyle.co.jp/ (プロカメラマン撮影の無料写真素材・フリー画像素材のリンクスタイル) 



大通にあるSTV北二条ビルのロビーは、定期的に違うアーティストによって装飾されています。

空間デザインというんでしょうか、
具体的には、ロビーに絵や造形物が置かれたり、ロビーの一箇所にカラーライトが当てられていたり、壁に布が掛かっていたり、天井から何か吊り下がっていたり・・・

毎回異なるアーティストによって、異なる空間が演出されていて、
個人的にはとても楽しみにしているのですが、


今現在展示されている作品について、今日気がついたこと。


私はこの作品を初めて見たときから、
今回の作者は女性であると無意識に考えていて、
そして実際に確認したところ、やはり作者は女性の方なのでした。


それはとても不思議なことだなと思いました。
飾ってある絵とか、タイトルのつけ方とか、物の構成の仕方を見て、
私は無意識に女性が作ったものであると感じとっていたんですねー。


モチーフが女性であるとか、女性が好みそうな色・形であるとか
そういうことはあるかと思いますが、
男女差がなくなってきていると言われるこの現代においても
女性らしい感覚、男性らしい感覚というのは
やはり明確にあるものなのかな、と思いました。



演劇の世界ではどうだろうと考えたとき、
私がこれまで見たことのある女性演出家の作品と言えば、
羊屋白玉さんとか、本谷有紀子さんとか、
さっぽろなら劇団千年王國の橋口幸絵さんとか etc...


特に羊屋さんなんかは、女性が演出家であることを最大限に利用した演出ですが、
女性が作品を手がける上で、女性らしさを出すのか、それともあえて意識して女性性を押し殺すのか、
なかなか面白いテーマだと思います。



そういう女性らしさを押し出した作品、私なんかは単純に「かわいい!」と思ってしまうのですが、
男性の方には女性らしさが押し出された作品って
どう映るんでしょうかね。





指輪ホテル http://www.yubiwahotel.com/index02/index.html
劇団千年王國 http://sen-nen.org/
posted by 研究員まゆ at 17:27| Comment(0) | 思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

自然。

最近なにかと森林に触れる機会が多いです。

自然は、人間同士の関わりだけでは得ることのできないものをたくさん与えてくれるとおもいます。

人間とはまた違った波長のエネルギーとか、成分とか。



実家の近くで『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』をやっていたのでみにいってきたのですが

山や森や木々を細やかに観察して絵に表すのに
ものすごくいろいろな工夫がなされていて、すごいと思いました。


実家の近くは札幌市内でも比較的、
というかほとんど森っていうくらい自然の多いところなんですけど、
改めて近所を見てみると、ずいぶん木々に囲まれて育ったんだなぁ私。
とか思ったり致します。


今住んでる近くの山鼻小の子達とかは、森の中で基地作ったりとか、宝物隠しとか、集めとか、近道探しとか、
森の中に「物語」を作って遊んだりするんだろうかな、と思います。

私の小学校のころは、森の中はそれはもう
わくわくするような秘密がたくさんあるところでしたねー。

手紙を書いて笹の舟を作ってそれに乗せて川に流せば、
うさぎとかくまが拾って読んでくれるとおもってましたから。
たぶん小4くらいまで。
勉強で取り入れた知識と現実が結びつかない妄想少女。


でも最近は住宅開発がすすんで
秘密の場所が秘密でも何でもなくなってしまいましたが。



さてさて、森のエネルギーを頂いたところで
自然と人間の関わりを描いた演劇って
倉本さん一部をのぞいて
意外とすくないんでないかと思います。


東京のあの環境じゃきっとそんな発想生まれないだろうし、
さっぽろでもそういう作品・劇団見たことないですねー
いまんところ。
あればみてみたいですが。

演劇とは人間を描くものだ、人間の関係性を描くものだといわれますが、
自然と人間の関係について描く演劇も
可能性として私も模索してみたいなとおもいました。

もしかしたら
あたらしいアートセラピーの開拓につながるかもしれませんし
自然と人間の関係を見直す機会になるかもしれないし。



札幌芸術の森 http://www.artpark.or.jp/
ジブリの絵職人 男鹿和雄展 http://www.stv.ne.jp/event/oga/index.html
札幌芸術の森美術館 http://www.mocas.jp/
posted by 研究員まゆ at 19:42| Comment(0) | 思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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